「続きはまた次回」で投げ銭を集めた語りの達人
朝鮮王朝の都・漢陽(いまのソウル)の市場。あなたが現れると、人々は手を止めて集まってきた。あなたは小説を読み聞かせるプロの語り部「伝奇叟(チョンギス)」。いちばん続きが気になる瞬間でピタッと話を止めるのが必殺技で、すると投げ銭がジャラジャラと降ってきた。実は話の半分はその場のアドリブだったけれど、だれも気づかないほどそれらしかった。あなたの手にかかれば、お隣さんのうわさ話も大河ドラマになった。
現世へのアドバイス —— たまには引っぱらずに、さらっと結末を教えてあげてもいいよ。